9月16日(土)芝浦工業大学(大宮キャンパス)にて、<はてな学>まちづくり講座を実施しました。

今回の講義内容は「自分達で創る明るい未来都市!ダンボールシティの市長になろう」です。
講師は芝浦工業大学の作山先生、アシスタントは同大学の学生の皆さんです。

ダンボールで作ったビルや木などで「まち」を作っていくのですが、次の3ステップで作っていきます。

①個人で好きに作る。
②グループ(6~8名程度)に分かれて、グループごとにブレインストーミングしてから作る。
③先生の知恵を拝借し、みんなで話し合い、グループごとに作った「まち」を全体に反映する。

①では、フロアに満遍なく建物や木々が配備されてましたが、各々が好きに作るので、高い建物だったり、低い建物が乱立している状態になりました。

②では、各グループが自分たちのエリアに集落を作った感じになりました。グループごとに顕著な特色が出ました。
・たくさんのダンボールを使い、大都市を作るグループ
・バランスを考えて、まとまりを重視したグループ
・高さを制限して、住宅街らしくなったグループ
・高い壁で国境を作るグループ

③では、次のような意見が出ました。
・グループごとに作った「まち」をつなげる道を作る。
・緑を増やしたい。
・道の広さを揃えたい。
・高さ制限を設けて全体的にバランスを良くする。

話し合いの結果、全体で4つの「まち」が融合し、タワーや観覧車などのシンボルが中央に据えられ、そこに向けて道がつながったバランスの良い「まち」が完成しました。

最後、ゴジラが登場しましたが、「まち」が美しすぎて、破壊できませんでした(笑)

この講義を通して、次のようなことが学べました。
・自分たちの住む「まち」について、何ができるか考えること。
・自分本位ではなく、全体のバランスが大切なこと。

作山先生、学生の皆さん、楽しく学べる講座をありがとうございました。